こんにちは竹村です。

 

すっかり秋めいてきましたね🍂

 

とても過ごしやすい気温になって嬉しいです。

 

そして先日待ちに待った『ゴッホ展へ』

 

 

ゴッホと言えば、「ひまわり」や「夜のカフェテラス」の黄色の強い作品が思いつくのですが、

 

今回は初期の作品から最後に描かれたであろう糸杉までが展示されていました。

 

そして今回のゴッホ展に合わせて読み返していた小説

 

「たゆたえども沈まず」原田マハ

 

 

この作品はゴッホの生涯をもしかしたらこんな風な人生だったのか?と

 

フィクション作品なのですが、作品と共にゴッホやその周りに居る人間模様が史実に基づいて描かれているので

 

ノンフィクションの様な小説です。

 

この小説を読んでからゴッホに出会いたくて、また違った気持ちで鑑賞することができました。

 

生前には1枚も売れなかったゴッホ作品。

 

初期の暗いタッチの作品からアルルに住んでからの農夫や麦畑などなど、

 

凄く光と奥行きのある絵画が素晴らしかったです。

 

ゴーギャンと2か月間だけ一緒に生活をしてた時の作品はまたフェルメールやモネに似た明るい印象派作品になっていたりと

 

小説を思い返しながら作品を観てきました。

 

やはり最後に描かれた「夜のプロヴァンスの田舎道」

 

 

短くうねる筆触の感じがゴッホのスタイルですがこの描き方になって10年しかたってなかったみたいです。

 

この作品を描き上げた2か月後に拳銃で自殺してしまいました。

 

生涯、お酒に溺れて、精神崩壊し続けた天才。

 

「ゴッホ展」

 

この秋の芸術鑑賞にとってもオススメです!

 

是非小説を読んでから鑑賞するのもオススメです!

 

 

竹村 春香